れんこんのあなのなか

1998年生まれの男の頭のなか

影響を受けている人 2人目

TBSアナウンサーとして活躍されている安住紳一郎さん。

 

僕は彼のラジオ番組が好きで良く聴いている。

日曜朝10時から始まる、安住紳一郎の日曜天国である。

 

 

ラジオを聞くにつれ、テレビでの姿はあくまでも彼のほんの一部分であり、本性はラジオによく表れているなという印象だなと感じるようになった。

 

状況を面白い切り口で切り取り、かつ、絶妙な表現で語る番組に虜になっているのは私だけではないはずである。

 

 

番組自体のエンターテイメント性に惹かれるだけでなく、彼の表現力、話し方、間の取り方、落ち着き、相手から話を引き出す力、、などなど対人力全般で学ぶところが多い。

 

アナウンサーとして長年TBSにお勤めでありながら、彼自身は自分をいちサラリーマンとして捉えており、世の中の一般サラリーマンの感覚を忘れていない点が私たちの心を掴むのかもしれない。

 

どんなに有名になろうとも決して驕らず、庶民派なところがいい。

 

低姿勢でありながら、時にはグサリと直球で毒を吐く、そんな彼が私は好きだ。

 

そして、彼のような表現力ができるための基礎となる人間力はいかにして培われたかという点にとても興味が湧くのである。

 

おそらく、彼はかなり研究熱心な部分があると思う。幅広い分野について興味を持ち、自分なりに調べてよく解釈していると思う。

 

知識量が多いことは当然ながら、ただ多いというだけでなく、それを独自の視点で解釈して、ただ正面から受け取るのではなく、少し疑うというか、斜に構えて物事を見ているからこそ、他人が思いつかない面白い表現が出てくるのだと思う。

 

僕も彼を見習い、ただ真面目に物事を捉えるのではなく、世の中にはあらゆる面白いことが転がっているという前提のもと生きてみたいと思った。

 

人生は喜劇だ、誰かが言っていたが、その通りであろう。

 

彼の視点を持ってすれば、あらゆる出来事がラジオの話題になる。

 

僕もラジオパーソナリティの視点を持ってみようかな。

 

いつもならスルーしてしまう日々のよくある光景が、実はとっても面白みに溢れていると気づけるかもしれないから。

 

 

そうすれば人生はもっと奥が深いものに感じられるのかもしれない。

 

 

彼のラジオを通して人生の奥深さと、伝える力について考えさせられた次第である。

 

 

彼は世の中の切り取り方を教えてくれる「社会評論家」である。