れんこんのあなのなか

1998年生まれの男の頭のなか

親孝行の一環として

去年11月以来実家に帰っていない。

 

コロナのことが心配で、気軽に東京から地方へ移動することは控えている。

僕自身は健康そのもので、生活には大きな変化はない。

もともと用事がなければ家でだらだらしがちな僕なので感染リスクは低めだと思う。

(家にいるにしてもだらだらする生活は直すべきだが。)

外出するにしても割と静かな場所が好きなので、感染リスクは低いのだと思う。

 

その一方で、地元で暮らす家族はやはり東京にいる僕を心配してくれている。

電話をすると、その様子がよくわかる。

自分は大丈夫だと思っていても、家族からしたら心配なんだろうな。

 

さて、今月末は僕の23歳の誕生日だ。

18歳で地元を離れ、大学4年間を大阪ですごし、去年からは就職で東京に引っ越してきた。いわゆる上京組である。

 

こんな僕も、大学卒業間際は地元で就職するか東京の就職先を選ぶかでギリギリまで悩み、親や周りの人にもたくさん心配をかけたし迷惑もかけた。

あれからもうすぐ1年が経つのだ。仕事はまだまだ勉強の日々で成長途上だし、できないことも多い。そして思い描いていた仕事の理想と現実のギャップを感じる毎日だ。

 

ただ、やりがいは大きい。

 

はるばる東京に来て今の組織に属さなかったらわからなかったこともあるし、自分が考えていた以上に素晴らしい仲間や上司に囲まれてここまでやって来れたことは大変ありがたいことである。

 

 

さ、前置きが長くなったが、タイトルにも書いたように、今回23歳を目前に親孝行の一環として、親への仕送りを始めようと思う。

 

お金で親孝行になるのかは正直わからないし、これが正解だかはわからない。

ただ、これまでの僕の人生で、僕に一番お金を使ってくれたのは間違いなく両親である。その両親への恩返しとしてこれから毎月できるだけ続けて仕送りをしていこうと思う。

 

親孝行としてできることはそんなことだけじゃないのはよくわかってるし、親もお金が欲しいわけではないとは思う。

だけど、今の僕が目に見える形でできることの一つがこれなのかなと思うのである。

 

東京暮らしも慣れ、日々の暮らしでは比較的低コストな生活をしている僕なので無理してやるわけではない。頂けるお給料のうちの一部を今まで僕に投資してくれた両親にお返しするといったところか。

 

僕が生まれて23年。

23年間も投資して来た両親が23年目にしてわずかでもお金を受け取れれば、少しばかり喜んでくれるのではなかろうか。

 

やるなら思い立った今月から始めた方がいい。

 

今月の給料日にいただく給料、まず第一回として月末の僕の誕生日に送りたいと思う。

 

何度も言うが、これが正解かはわからない。ただ、今まで育ててくれたお礼の気持ちとして受け取ってもらえたら嬉しい。

 

仕送りをすることで、僕自身も自分だけのために働いてるわけじゃないんだと実感できるだろうし、仕送りする分余計な浪費をしないで自分のためになる賢いお金の使い方をしようと思えると思う。

 

人のためにお金を使うその1歩として、2021年、23歳を迎えるにあたって新たにそう思うのである。