れんこんのあなのなか

1998年生まれの男の頭のなか

小さく幸せになる

米を炊き、カレーを家で食べる日常がどんなに幸せなことか。

 

外食をしなくとも、スパイシーなチキンカレーの香りを部屋に充満させるとともに、炊飯器の蓋を開けた時のお米の蒸気を顔に浴びることによって得られる幸福感は、さて人類の10%も感じられているのか?

 

そんなことを考えて帰路に着こうとする、3日目の夕方である。

 

まだこの時間の外は暗い。