れんこんのあなのなか

1998年生まれの男の頭のなか

足るを知る&丁寧に暮らす

新年の初めは何故か希望に満ち溢れている私である。

 

抱負ばかり宣言しててもいけないのだが、新年という節目であるから思ったことを書き記しておこうと思う。

 

まず、昨年末から年明けにかけて、私の中での心境の変化について述べる。

 

第一に、「足るを知る」ということを覚えた。

 

食事ひとつとっても、毎回大盛りをしないと気が済まない私であったが、時には腹八分を心がけ、馬鹿食いせずとも満足できる大人になった。

食事以外にも、どこかマキシマムまでやらないと満足しない節があった私であるが、そこまでしなくても満足感が得られるようになった。

 

これは、大人の証なのかもしれない。

 

二つ目に、「焦って日常を過ごすことはなんの得にもならない」ことを知った。

 

経験上、私生活でも仕事においても、焦りというのはマイナスの結果を生み出す可能性がとても高いということである。

 

効率性を追求するがために何事も早くやろうとするも、結果的にそれは焦りに変化していることがよくある。

ものごとの処理、手際の良さ、仕事の早さというのは、急いでやろうとして獲得できるものではないのかもしれない。

 

もし、丁寧さと早さを天秤にかけた時、多くの人は丁寧な仕事に重きを置くと思う。

 

丁寧すぎていつまで経っても仕事が終わらないのは考えものであるが、丁寧で手際良く、というのが理想である。

そのためにはまずは慣れることが肝要であろう。手際の良さというのは、慣れるから獲得できるものである。

 

故に、手際の良さ、効率性を獲得する手順は以下の通りであると考えられる。

 

初めての仕事を目の前にした

まずはそれに慣れる

次第に手際が良くなる

 

つまり、いきなり手際を良くするのではなく、

いかに早く慣れるかなのである。

 

早くしよう、と思うと焦りに直結する。

 

そうではなく、早く"慣れよう"という心持ちが仕事の早い人間を生み出すコツである可能性がある。

 

慣れれば人は早くなれる。

 

人生には慣性の法則が働いていると思われるが、

ここでも、

慣れるまでにはエネルギーがいるが、そこを乗り越えればすーいと進んでいくのである。

 

慣れるまでがとても大事で、そかで手を抜いたり丁寧さを欠くと慣れるまでにかえって時間を要する。

 

初動は丁寧に。

次第に加速し、

慣れできたらどんどん早くしていく。

 

それこそ、手際の良い人になるひとつの方法であると思う。

 

 

今年も、もう少しだけ、大人になろう。