「考えること」は必ずしも生産性のある行為ではない、という学び
アランの『幸福論』にこんな一節がある。
「思考というものは、必ずしも健全とはいえない一種の遊戯である。」
つまり、考え込んで行動しないでいると、不安感や焦りが生まれる。
そして、こうも言っている。
「金持ちたちの生活を満たしている種々の用事・・彼らは無数の義務や仕事を自分でつくり出しては火事場にでもいくように駆け回る。・・・彼らは世間の中で暮らしたいのであって、自分の中で暮らしたいのではない。・・・生というものはこれを満たせば満たすほど失う心配がなくなる。」
暇であればあるほど、人は自分の思考の中で生きようとし、世界を見る視野が狭くなる。
一方、やるべきことを自ら創造して(押し付けられるのではなく)忙しくしているということは、不要な思考を排除し自らの人生を豊かにするということを言いたいのではないだろうか。
私は今まで「考えること」=「良いこと」と思っていたが、これはある意味正しく、ある意味間違っていることに気付かされた。
行動を前提とした想像的な思考と、行動した結果を分析的に思考することは、生産性のある思考であるが、行動をしないがためにただ自分の中で答えのでない思考を繰り返すのは無意味であると学んだのである。
そして、忙しさにも種類がある。
他人から押し付けられた仕事に追われる忙しさは質の悪いものであるが、自らが不要な思考をしないために予定をたくさん詰め込んで行動的な日常を送っている場合の忙しさは質のいい忙しさであるということである。
アランの『幸福論』は簡単な文章ではないので少し読みにくいと感じていたのだが、じっくり読んでみるとその時々で新たな解釈ができ楽しい。
むくみを制することが人生を制するという過言
過言だが、むくみを制すれば、人生に自信が持てる気がした。
奇しくも、酒を飲んだ翌日に鏡の前に立って気づいた。
酒には利尿作用があって、脱水症状を起こしやすいため、あんなに飲んだ翌日なのになぜか顔つきが精悍だった。
なんか顔変わった?と思った。
酒を飲んでむくみをとるなんてできないけど、運動して汗をかいて体液循環を正常化すれば同じようにむくみは取れる。
無駄な水分で浮腫んでるだけなんだから運動してむくみをとって精悍な顔つきになって、自分に自信をつけたい。
自信がつけば何をやってもうまくいくと思う。
人生には一定の法則があると思うんだ。
見た目で自信を持てると、発言や行動が変わる。
行動が変われば、自分に舞い降りる結果が変わる。
そうやって人生はいい方向に変わっていく。
好きな人との大事な時間について
はじめに:
本記事はJY『好きな人がいること』、Mr.children『Sign』などを聴きながら、好きな人と過ごした余韻に浸りながら書いています。
昨日(2021/04/11)、僕と彼女は浅草線大門駅のA1出口で約1年ぶりの再会を果たした。
僕は少し緊張していた。正直不安だった。
彼女から呑みに誘ってくれたことが嬉しくて、いい雰囲気のお店をめちゃくちゃ探して、東京タワーが近くにあることもしっかり計算に入れて、お店を出てからのことまで考えてお店を予約した。あと、服は一式全て日中に買い揃えて、靴下さえも新品の綺麗なのを履いて、身だしなみを万全に整えて挑んだ。
それくらいしないと不安だった。
緊張と不安で心拍数があがった。
でもそれはワクワクのドキドキでもあった。
僕らは焼き鳥屋さんで呑み会を開催した。
彼女との初めてのサシでの時間だった。
今考えればそれは初デートと言ってもいいのかな?
彼女がどう思っていたかはわからないけど。
どんなことを話したかは詳しく書かないけど、多分仕事の話や、新人としての悩みとか今後のキャリアについてたくさん話をしたと思う。
コース形式の料理だったので2時間ほどいろんな焼き鳥とたくさんのお酒を飲んで楽しい時間を過ごせた。
僕らはお店を出て、東京タワーまで歩いた。
東京タワーのすぐそばに、僕が好きな公園がある。
東京に来て半年経った時に東京タワーまで来たときに見つけた場所だ。
東京タワーの真下は結構人がいるんだけど、あの公園は人も少なくて、車通りもないからとてもいい場所なのだ。
いつか好きな人と一緒に来れたらいいな、と思ってた場所だった。
少し呑みすぎたのは仕方ない。(ワインのボトル1本、日本酒1合のほか色々飲んだ。彼女はあんな可愛い顔してるのに飲めるくちなのは間違いないな。)
酔ってぼんやりふわふわしてたけど、東京タワーはいつ見ても綺麗だなと思った。
暖かいオレンジの光に照らされて、僕らはベンチに座ってゆっくり東京タワーを眺めた。
4月だけどまだ寒い夜だった。
日中は過ごしやすい格好だと思ったけど寒すぎた。
彼女がコンビニで買ってたホットのほうじ茶が身にしみた。
僕のプランでは、もしかして夜の公園は肌寒いから僕がジャケットを貸してあげるつもりだった。
そこは予想外だったけど、いい時間だった。
そのあとお開きにすることになって、僕は彼女とまだ時間を過ごしたかったけど少しの理性があったからその日は駅で別れた。
それから僕は電車で寝ちゃって東京のあっち行ったりこっち行ったりなかなか家に帰れなくて、なぜか最終的に品川駅に最終電車で来てしまってタクシーで帰った。
ま、タクシー代5000円は痛かったけど、トータル楽しい大門デートだった。
最後まで僕のことを心配してくれて連絡してくれてうれしかった。
本当は僕が彼女のことを気にかけて最後まで見送るのが男としては理想的だったけど、彼女に最後まで心配かけちゃったな。
さて、次は新橋あたりで、今回みたいに夜遅くならないように、そして呑みすぎないように会いたい。
今回ほんとは新橋のお気に入りのお店があったんだけど、日曜日はどこも閉まってて急遽東京タワーデートに切り替えたのだった。
だけど結果的にはいい場所で会えたから合格としよう。
僕は最近、なんでも70点あれば大いに良しとしている。
今回は、ちょっと呑みすぎたことと、服装が薄着過ぎたことと、帰りに無駄にタクシー代がかかったこと、彼女ともう少し踏み入った話ができなかったという反省点がある。
まあでもそれを差し引いても、自己採点70点はつけていいと思う。
まだここからだ。
最後品川で電話した時、彼女の方から東京の飲み友になってくれるって言ってくれたから嬉しかったけど、僕は正直なところもうちょっと親しい関係性になりたいと思ってる。
ただ、あまりガツガツしてもよくないからこれからすこしずつだ。
待っていてもだめだ。
ちゃんと思いは伝えなきゃだめだ。
あと何回か会って、デートを重ねて、お酒の力を借りなくても想いを伝えたい。
僕はそんなに経験があるわけじゃないけど、彼女に僕のことを好きになってもらいたいと思う。
僕は彼女のことが好きだ。
だからここまでできる。
彼女は一人の大人として魅力的で、よく気遣いもしてくれて、尊敬できるところがある。
人として魅力がある。
そんなところに僕は惹かれているんだと思う。
僕はお酒を飲むとどうしてもふにゃふにゃしちゃって、ヘンテコな行動しちゃうから、いつもみたいにスマートな感じがすぐ崩れちゃう。
そんな自分だから彼女は僕のことを好きになってくれるかはわからない。
でも、それでも僕が彼女を大事に思ってるし、尊敬してるし、なんと言っても好きなんだ。
好きっていう言葉は少しチャラいから、僕はあなたのこんなところが素敵だなと思ってるよ、僕のことをどう思ってるかはわからないけど、僕はあなたと過ごす時間がとっても愛しい時間なんだよって伝えなきゃな。
恥ずかしがり屋な性格は小さい頃から変わってない。
だから努力してなんとか自信を持てるように練習してきた。
恥ずかしがり屋だけど、僕は男として彼女の大事な人になりたい。
大事な人、すこし重めの表現だけど、まずは友人から。
もうすでに、早く会いたいと思ってる僕がいる。
前会った時から時間が経ってたからあまり言葉として認識してなかったけど、この文章を書いてて改めてわかった。
僕は彼女に恋をしてる。
ブランクが空いたけど、彼女に2回目の恋をしている。
一人の素敵な人に何回でも恋したっていいと思う。
これからも、何回も、彼女に恋したい。
23歳の男が『POWER MOOK66 超入門 賢いお金の増やし方』を読んで学んだこと
POWER MOOK66 超入門 賢いお金の増やし方
監修 山田智英
定価550円
2021年5月5日発行
参考文献『お金の大学』(朝日新聞出版)
以下、一部を抜粋し今の自分が必要だと思った情報だけざっと要約した。
(その他にも具体的な情報や将来的に必要になるような情報がわかりやすくまとめられているのでライフステージが変化するたびに見返してもいいとは思う。ただしこの情報は2021年4月時点での情報であることから、常に最新情報をチェックする習慣はつけるべきである。)
1:お金を稼ぐ
・会社員(給与所得者)のメリットは安定性である。しかし、いずれ老いることを前提にするとすれば「不労所得」を確立させることが大事。
・会社員の安定性を保ちつつ収入を上げるなら資格取得は有効である。
2:お金を貯める
・支出を減らすための第一歩は固定費を減らすこと。まずは光熱費を見直す。
・省エネ家電に買い変えることで電気代を減らすという考え方。
・節水機能付きの製品で水道代を減らす。(シャワーヘッド、トイレ、洗濯機等)
・「モノのサブスク」(車、衣類等)というスタイル
・税金の基本的な仕組みは、所得の合計に対してではなく、課税所得に対してかかる。
全収入から控除額を差し引いたものが課税所得なので、控除額が増えれば税金は減らせる。
3.お金を増やす
・積極的にお金を増やすなら、投資に挑戦すべき。
・利回りは低くても、安定性と将来的な利益を期待するのなら、ポイントは「長期保有」「積立投資」「分散投資」である。
・上記の三つのポイントを全て押さえつつ優遇制度があるのが“積立N I S A”である。投資デビューとしてここから始めるのはおすすめ。
4.将来に備える
・iDeCoのメリットは、掛金の全額が所得控除の対象になることと運用益が全額非課税であること。ただし原則途中解約不可な点、運用商品の選定や運用を自分でしなければいけないのはデメリットになるかもしれない。
私の働き方改革:2021春
今の思考を整理する。
4月に職場内の異動があり新しい環境での生活がスタートした。
1年目は特定の仕事を担当するというよりも、まずは自分自身のことを滞りなくこなすことで精一杯だった。
2年目になり担当の仕事も任されるようになってくる。
まだ仕事についてほとんど知識がないため、先輩の後ろをついて何をやっているか一生懸命観察している日々である。
これからは自分のためだけでなく、職場の戦力を担っていかなければならない。
しかし、自己研鑽も欠かしてはいられない。
目の前の仕事に時間と労力を割くばかりで自分のために使う時間をおろそかにはしたくない。
そのためにも速く仕事を覚えて周りから水を刺されることなくさっさと片付けられるようになりたい。
そして自分の時間を使って、勉強やキャリアアップの準備をしていく。
大人になるということはこういうことなのかもしれない。
組織の一員として働く以上、自分のやりたいことだけやっていて済まされることはない。自分のこと以外に時間をさかなけれならないということは、それだけ責任あるポジションを任されたということである。
こうやって次第に責任意識が生まれ、大人になっていくのだろう。
これまで以上に自分の時間を自らで作っていく意識が必要になるだろう。
だらだら仕事をしても仕事は片付くかもしれないが自分の時間はなくなる。
自分の時間でどれだけ成長するかが今後の人生の道筋を決定する。
今月からは、これまで以上に仕事への取り組み方に関する意識を高く持ち、効率化を追求していこうと思う。
そして、メリハリを持って自分の時間で勉強もたくさんしたい。
人生のポートフォリオのなかで、未来につながることはより価値がある。今だけできればいいことは要領よく終わらせていけばいいのである。
その使い分けと、いい意味での開き直り、緩急をうまく使いこなす器用さがこれまで以上に必要になるだろう。
ただ真面目にやればいい生き方は今の仕事では使い物にならない。
考え方を変え、”うまくやる”力、器用に仕事できる大人になろう。
それが4月を境とした私の働き方改革である。
ちなみに。
趣味の充実も4月から推進していく。
仕事の中での要領よさを身につけたら、今度は娯楽も取り入れて人生を豊かにする。
趣味については今後別の記事で詳しく書きたい。
とりあえず今回の記事の内容は、
今月から仕事の仕方の意識を変えることで、私の中での働き方改革を実行していこうという話であった。
大先輩の話を聞いて感化される23歳
今日の内容は、職場の大先輩とお話しさせていただいた時に学んだことである。
自分が子供の教育に投資することを考えた時、自身もそれなりに勉強してないといけない(勉強の体力をつけておかなければいけない)よなという話があがった。
子供が大学に行きたいと思うような環境が家庭内でできてるかが子供の思考に大きく影響する。
どれだけ親が教育熱心でも子供がその気にならなければ意味がない。
親子同士のコミュニケーションが大事だということだ。
親子の関係性を円滑にするための方法として、子供の国語力を向上させることがいいという。
それは現代文が得意になるというメリットだけでなく、伝える力や語彙力が増すことで伝えたい感情を言葉にして伝える力がつくという。
事実、自分も思春期に親と対立したことがあったが、もっと語彙力があって伝えたいことがしっかり伝えられていればもっと気持ちを伝えられたのかもしれない。
もう一つ、子供に楽器を習わせることもいいという。
例えばピアノ。
先輩がおっしゃるピアノをすることのメリットは以下の通りである。
1、先を読む力がつく
楽譜は、今まさに引くべき音符を見ながら演奏しているようでは曲にならない。
楽譜の先を読みながら演奏して初めてスムーズな曲になる。
2、情報処理能力がつく
左右の手で違う動きをし、耳も使い、周りの人の目線も受けながら演奏することでまず五感が豊かに、シャープになる。五感が鋭くなるということは視野が広がることにつながる。五感を活用すれば様々な情報に敏感になれるし、どんどん進んでいく曲をスムーズに演奏する行為そのものに高い情報処理能力が必要であることは言うまでもない。
3、耳が良くなり、語学習得にもいい。
語学習得をするとき、耳がいいことはメリットである。モノマネが上手い人が歌がうまいのと同じように、語学はいわばモノマネである。語学のセンスと言われるものの大部分が聞き取る力である。
耳で聞いた情報をなるべくその形のまま口に出して表現できるのは音楽も語学も同じである。オンガクを”音学”ではなく音楽”と表現するのなら、学問的な意味を除いた語学(コミュニケーションをメインとした言語習得)も”語楽”と表現してもいいくらいであろう。
そんなわけで、23歳の私は趣味としてピアノでも始めようかと思っている次第である。
そして将来自分の子供ができたとき、自信を持って勉強をがんばれと言えるように勉強の体力を今のうちにもっとつけておきたい。
子は親の背中を見て育つ。
大袈裟だけど、将来の子供そして未来の子孫に誇れる生き方と優秀な遺伝子を僕の力でさらに磨いていきたい。
「屁かと思ったわ」っていう話
朝の通勤電車。
たまたまひとつ空いた席に座った瞬間、昨晩ニンニクたっぷりの焼肉を食べた人のようなの屁の匂いがした。
うわ!これさっき立った人が直前に屁をしてそれが座席に染み付いてて自分が座ったことで匂いが立ち上がったんやわ、、と思ってしばらく座っていた。
次の駅で人がたくさん降り、席が空いたので別の席に移動した。
しかし座った瞬間また同じにおいがした。
やば。
しかし数秒後気付くのである。
今日僕の作った弁当のメインは、豚肉の炒め物。
しかも生姜とニンニクをたっぷり入れて炒めたもの。
作ってから1時間も立ってないから香りもいいはずだ。
この匂いはこいつのせいだった。
たぶん俺の今日の屁は臭い。