れんこんのあなのなか

1998年生まれの男の頭のなか

習慣化に関する考察

ある手に入れたい習慣があるとして、

それを習慣化するまでには段階がある。

 

1.スタートを切る

2.継続して実施する

 

まず、スタートを切るという段階でエネルギーが必要。水が重力で低い方に流れるように、人は力を入れていないと楽な方に勝手に転がっていくものだ。決意をしてもスタートを切らないことには勝手に楽な方に転がっていく。

だから、まずはスタートを切ろう。

スタートを切りたいと思ってからスタートを切るまでの時間に比例して、やらない言い訳、やりたくない気持ちは増大するものだ。

 

すなわち、やろうと決めたら有無を言わさず即実行してみる。

この時点では先のことは一切考えないこと。

 

先を考えると余計に初速がつかなくなるから。

 

 

さあ、まずスタートを切ったらこの時点で習慣化の第一段階はクリアである。

よくここまで来れた。

邪念が湧き上がる前によく行動できた。

これは簡単そうでなかなか力がいることだから、一段階をクリアした自分を褒めてあげるといい。

 

 

さて、二段階目、継続する段階まできた。

継続というととても長く感じるし、習慣にし始めた頃というのはこれまた体力を消耗する。

これは仕方ないことである。この事実をまずは受け入れること。

 

そして、先を見過ぎないこと。

長く続けようとは思うなかれ。

まずは明日もやってみよう、くらいの気持ちで十分。次第にそうやって意気込まなくても明日できるようになる日が来るから。

それが習慣てもんだから。

 

 

逆説的だが、習慣化したいことがあったら、習慣にしようと思わないことが大事かもしれない。つまり、習慣というのは、後から気が付いて習慣になってた、という"結果"に過ぎないからだ。

だから、習慣にするためには、「ただスタートを切り、今日やれたらまず良しとし、次は明日のことだけ考える。」

 

その繰り返しの結果として、習慣が自動的に形成されていくのだと思う。